2020年の住宅や建設物の火災安全に関する規準の新しい重要なポイント

2020年の住宅や建設物の火災安全に関する規準の新しい重要なポイント

2020年4月に建設省によって発行された住宅および建設物の火災安全に関するQCVN 062020 / BXD基準は、2020年7月1日から発効し、多くの新しい規定が有り、旧基準の問題を解決する。

DELCO工事場での防火消火の検査

DELCO工事場での防火消火の検査

旧基準の欠点

QCVN 06:2010 / BXD基準は2010年に発行され、10年間の適用の後、基本的に住宅や建設物の火災安全を確保するのに役立つが、適用にはまだ多くの欠点がある。

  • – この基準は25階(75m)未満の建物、地下1階のある建物にのみ適用されるが、ベトナムで「超高層ビル」が次第に増加している。
  • – 高さ28m以上の建物にはN1型の煙で汚染しない階段室を配置する必要があると規定している。この内容の適用は困難である。なぜなら、実際に避難階段タイプの選択がさまざまな技術的および建築的要因に基づいて計算・選択されなければならないからである。
  • – 基準の規定は、まだ多くの不明確な点が有り、消防用水供給、耐火性の吊り天井などに関する多くの内容が欠如している。

新しい主要ポイント

2020年7月から発効したQCVN 062020 / BXD基準は、旧基準のいくつかの内容を明確にし、同時に、法律を適用する過程で多くの問題を解決した。

  • – QCVN 06:2020 / BXDは、高さ150 mまで40階に相当する建物、地下2〜3階のある建物に適用する規定を追加した。工業用建物(工場、倉庫)も基準の対象となる。
  • – 新基準は、消防用水供給、消防用リフトに関連する内容を追加し、技術規定、管理、個人および組織の責任を明確にした。
  • – グループF5.1およびF5.2(工業用建物とも呼ばれる)に属する製品または商品の生産に使用される建物または建設工事には地下1階のみがあると規定している。

DELCO工事場での防火消火の検査

DELCO工事場での防火消火検査

  • – QCVN 06:2020 / BXDで定められている一般規定に加えて、付録AのA.1は、次のように工業用建物グループの火災安全規制も追加している。
    •  建物、構造、構造物および建築材料の設計資料並びに技術的資料は、この基準の規定に従ってそれらの火災防止の仕様を明確に述べなければならない。
    •  倉庫の床と床の覆いの構造と材料の選択は、粉塵の発生を確実に防止するために関連する要因を考慮に入れ、衝撃での静電汚染を防止し、光線を発生させないように適切な対策を講じる必要がある。
    • 工業用建物の倉庫は、他のタイプの部屋から隔離する必要がある。同様な火災危険レベルの貨物倉庫をパーティションで分割する場合、それらのパーティションの要件をプロジェクトの技術説明書に明確に記載する必要がある。

 

DELCO工事場の防火消火システム

企業は、正しく適用し使用者の生命の安全を確保すると同時に、建設投資の無駄を引き起こす可能性のある要因を最小限に抑えるために、これらの新しい基準を把握する必要がある。